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2014/12/03

カシオfx-15のケース修理 fx-10の電源ジャック修理 fx-10のブランク桁の解明 メダカが行方不明に

請求書を作って郵便局から送付。

カシオfx-15のボトムケースの2箇所が割れているのを修理しようと思った。電池室内のねじはつぶれており過去に下手に開けられたことになる。締める方につぶれており、それでいながらねじは締まっていなかった。何を考えているのかと思う。
開けて掃除。そして模型用接着剤で割れ欠けを補修してみた。
せっかくなので写真も撮影。fx-15の分解写真はネットで見つからなかったのでこの写真は貴重だろう。
CASIO fx-15 1chip HITACHI HD3678B
Fx15img_1747s

Fx15img_1748s

ケースを閉めるときに接着した爪が外れてしまった。強度的に駄目であり諦めよう。

つぎにカシオfx-10だ。電源ジャックが不良で電源が落ちる。おそらくはんだクラック。
Fx10img_1749s

やはりはんだクラック(写真中央)。
Fx10img_1750s

Img_1750crack

はんだ付けし直して完了。

CASIO fx-10 3chips NEC uPD175C, uPD179C, Toshiba T3086D
Fx10img_1751s

ケースを閉めて作業完了。これで愉快なfx-10が電池なしで楽しめる。

fx-10だが、キーボードを押したときに正常に動作しないことがある。気付きやすいのは数字キーである。別の数字が打ち込まれたり、ブランク桁が打ち込まれたりする。
別の数字というのは、誤った数字が入るだけで計算はその通りに行われる。
ブランク桁というのは次のようなものだ。
Fx10img_1755a

この77_7は何を表しているのだろうか。ここで+ 0 = とか x 1 = をしてみると、7858になる。ほかのブランク桁を作っても同様に、繰り上げの10とブランク桁は5になる。あたかも1桁で15の数字が入っているかのように。
このことから次のように推測ができる。
BCD数の0=0000 ~ 9=1001が入るはずの桁に、電気的なノイズでF=1111が入ってしまう。それは表示することができずブランク桁になる。しかし計算の対象としては、あたかも15の数字として扱われ、繰り上がりの10と該当桁の5に分かれて計算されるというわけだ。

しつこくやっていると、ブランク桁が2桁発生することがある。それも同様に15が2個あるものとして動作する。
ブランク桁が並んだこともある。それは111_ _1であった。+ 0 = をキーインすると、112651になった。111001 + 1500 + 150 というわけである。

電気的なノイズは、おそらく電解コンデンサの経年劣化だと思う。古い電子回路のトラブルはこれが非常に多い。

うちで買っていたメダカ1匹がいなくなったことが分かった。飛び出してどこかへ行ったのだが行方不明。ミステリーだ。下に落ちて人に踏まれてしまったのか、流し台に落ちて(網はあるけど)流れて行ってしまったのか。ショックだ。。。

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